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エナメル質という歯の一番表面の硬い組織が溶けはじめ、浅い穴が出来た状態です。自覚症状はほぼありませんので、定期検診やセルフチェックでしか見つけることができません。治療としては虫歯の部分を取り除いて、代りに樹脂や金属を詰めて治療をすることもあれば、削ることで悪化を招くようであれば経過を診ることもあります。治療回数はおおよそ1回で終わることが多いです。
むし歯がエナメル質の下の象牙質にまで達してしまった状態です。症状としては甘いものや冷たいものがしみたりし始めます。一般的に象牙質は痛みを感じると言われており、浸潤麻酔下で歯を削っていきます。むし歯部分の除去が終わった後は金属や白い(自由診療)陶器のような詰め物や被せ物で修復していきます。治療回数は2~3回で終わることが多いです。
むし歯が歯髄という歯の神経にまで達してしまった状態です。神経に達しているため痛みも強い場合が多いです。激しい痛みを通りすぎると一度痛みが消えることがありますが、これは歯髄が完全に死んでしまうためで治ったわけではありません。治療としては歯髄とむし歯を除去し、歯の根の治療を行った上で金属や白い(自由診療)陶器のよう被せ物で修復していきます。治療回数は1本あたり5~10回程度かかります。
むし歯が進み、歯のほとんどが無くなってしまった状態です。ほとんどとは、見えている部分のみではなく、歯の根もむし歯に侵されてしまった状態です。ここまでくると歯を残すことは不可能です。残念ながら抜歯となります。治療回数は抜歯ですので1回で済みますが、そのまま放置してしまうと、他の歯へも影響をおよぼす為、して欠損補綴(歯を失った後の治療)を考えなければなりません。治療回数は3〜10回程度かかります。