〒655-0004 兵庫県神戸市垂水区学が丘4丁目3−1 TEL078-787-4182(悩みなしの良い歯に)
むし歯は感染症です。細菌(特にミュータンス菌)による感染を起こす病気なのです。ミュータンス菌は両親や家族などから感染し、一度感染すると酸で歯を溶かしていき、そこからむし歯が始まるのです。
甘い物を食べるととむし歯になると言うように、甘い物によってミュータンス菌は作られます。甘いものはむし歯の菌にとっても美味しい餌です。また、乳酸菌飲料などにはラクトバチラス菌という身体に比較的良い菌が入っています。
しかしこの菌は身体には良くても歯には悪く、ミュータンス菌が溶かした歯をどんどんむし歯を進行させてしまいます。
歯には虫歯になりにくい歯、なりやすい歯があります。それは歯の硬さであったり密度、免疫の問題などがその原因です。こればかりは遺伝や環境によりますので何ともしがたいところはありますが、予防という観点で見れば他の3つの原因を予防するという点では同じになります。
しかし、歯並びは遺伝や生育環境によるものが多いものの、矯正という手段で回避することが出来ます。歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくく、歯垢の取り残しから虫歯になるリスクが通常よりも高くなってしまうのです。
一口に時間と言っても様々な時間があります。例えば食事をしてから歯を磨くまでの時間、歯垢ができてからむし歯菌が悪さをするまでの時間、歯垢が歯石になるまでの時間。
それら全ての時間がむし歯が出来る原因に密接して関係しており、むし歯になってから治療に至るまでの時間によってその程度は軽度から重度まで変化していきます。