当院では予約システムを利用し、待ち時間を少なくし、治療に関しては痛みの少ない方法を可能な限りご提供しています。しかし、一昔前まで歯科医院の治療と言えば、受付で待たされ、やっと診療台に座ったら口を開けて歯を削る。そんな治療を経験された方も少なくないかもしれません。そんな治療を経験された方の中には、そのトラウマから「歯科恐怖症」になってしまった方や、「歯医者が苦手」という意識をお持ちになられた方もおられます。そしてそれが原因で、歯科に通うことができなくなり、結果むし歯や歯周病を放置してしまい、歯を失ってしまったとい方を何人も見てきています。同時に、歯科恐怖症を克服し、歯医者に通えるようになった方も大勢見てきました。
実際、厚生労働省のホームページ、「健康日本21」の歯の健康においても、「定期的に歯石除去や歯面清掃などの予防処置、指導を受けることが歯の喪失の防止に重要であることが示され、5年間の観察で定期的に歯石除去等を受けた群の1人平均喪失歯数は0.37歯であったのに対し、受けなかった群の喪失歯数は1.39歯であったとされている」という記述があります。噛み砕いて言うと予防・定期検診に通っている人は歯を失う確立が低いということです。
つまり、歯医者が怖く通えない方というのは、この「予防的措置」を受診する機会を失っているということになってしまうのです。スター歯科では「歯医者が怖い」方こそ治療を最小限にとどめるために、しっかり治療して悪くなりにくい口腔内にすることで、将来的に苦手な治療を受ける可能性を低くしてあげることが大切であると考えています。
ですから、痛くて仕方が無くなり、苦手な歯医者に勇気を持ってきてくれた方に、カウンセリングでしっかりと不安を取り除き、出来るところからゆっくりと、可能な限り痛くなく・怖くない治療で、最後まで治療を受けて頂けるよう努めることをお約束致します。
まずは、相談のつもりでご相談にお越し下さい。いきなり歯を削ったり抜いたりすることはありません。今悪いところを治し、痛い治療ではなく気持ちの良い予防で通えるよう、歯科恐怖症を克服しましょう。
お口の中に手や器具が入ると、「オエーッ」っとなってしまう方、それは嘔吐反射という生理反射です。ただ、中にはそれが過敏な方が多くおられ、治療が困難な方もおられます。
嘔吐反射の原因としては主に以下の3つの可能性があります。
中でも歯科での嘔吐反射の多くは心因性のものが多いと言われます。食事は喉を通るのに小さな器具でも「オエーッ」となってしまうの心の問題が大きく影響しているのかもしれません。スター歯科では嘔吐反射の患者様差にも、なるべく寝かさない・痛みを少なくする・小さなことから出来たという成功体験を重ねることで、少しずつ治療出来るよう努めています。中には通常の治療が困難な方もおられますが、気にせずご来院下さい。全身麻酔(紹介)や静脈鎮静麻酔など、方法は必ず見つかるはずです。その方法を一緒に探すのも私たち歯医者の役目であると考えています。
スター歯科には多くの歯科恐怖症の方がご来院されておられますが、多くの方が歯科恐怖症を克服し、治療を受けれるようになられています。安心してご相談下さい。