歯周病は自覚症状の出にくい症状ではありますが、徐々に「あれ?」と思うような小さな症状が現れてきます。一つでも当てはまるようであれば「歯周病の可能性」があります。
半分以上当てはまる場合は、中等度や重度の歯周病に進行している可能性があります。早めの受診をお薦めします。
歯周病の原因は歯周病菌というお口の中にいる細菌です。そしてその細菌がお口に潜む原因は、人からの感染(家族・恋人間でのキスや直箸、回し飲み等)やセルフケア(歯磨きやフロス等)不足などが考えられます。
歯周病菌はお口の中の歯垢(磨き残しや食べかす)を餌とし、歯石(歯垢が固まったもの)を住処としてお口の中で繁殖していきます。そして知らない間に歯ぐきや歯槽骨を侵食していき、体内へと入っていくこともあります。
歯周病の治療としては、この歯周病の住みかとなっている歯垢や歯石をキレイに落とすことと、歯周病菌を減らすことにあります。
歯科では歯垢や歯石はスケーリングやSRPという施術で除去し、必要に応じて投薬で歯周病菌を減らしていきます。歯周病は歯科の治療で改善出来る病気です。早目にご受診下さい。